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【厳選】OBPが学べるおすすめ本10冊【英語論文リスト付き】

京極真
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本記事では「OBPを学びたいです。おすすめの本を教えてください」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • OBPを学びたい
  • おすすめ本が知りたい
  • 参考になるOBPの英語論文が知りたい

OBPが学べるおすすめ本10冊

OBPが学べるおすすめ本は以下の通りです。

おすすめ本
  1. 人間作業モデル
  2. 作業療法の視点
  3. 続・作業療法の視点
  4. 作業療法実践の理論
  5. 作業療法がわかる COPM・AMPS実践ガイド
  6. 作業って何だろう
  7. 作業療法士になろう!
  8. Occupation-Based Practice: Fostering Performance and Participation
  9. Occupational Therapy Intervention Resource Manual: A Guide for Occupation-Based Practice
  10. Willard and Spackman’s Occupational Therapy

ぶっちゃけ、これらを読まずにOBPをやろうとするのは、安全装置なしでバンジージャンプするようなものです。

なので、OBPを学びたい人は、最低でも上記の10冊は読んでおくべしです。

なお、作業療法でOBPが必要な理由を知りたい人は以下の記事をどうぞ。

あわせて読みたい
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人間作業モデル

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協同医書出版社
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人によってはMOHOはOFPでOBPではないと言いますが、自身が推奨する理論の優位性を強調するためのポジショントークだと思います。

OBPやりたいなら必読書です。

ぼくはMOHOを学んでマインドブロックがいくつも破壊されました。

  • OBPの評価と介入に必要なツールがフル装備
  • 作業を通して健康と幸福が促進されるメカニズムの解明
  • 豊富なエビデンス

あらゆる領域に適用できるので必ず読むべし。

あわせて読みたい
【買って損しない!】人間作業モデルを学べる本【3冊+1】
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作業療法の視点

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カナダモデルの本です。

MOHOと同様に、人によってはカナダモデルはOFPでOBPではないと言います。

けどこれもポジショントークだと考えておりまして、そもそもOBP>OFPという構図を作ってもそう主張することによって自らの優位性を示せる人を除いて、誰も得しません。

  • 作業療法の世界的評価であるCOPMの理論的基盤
  • 作業の可能化という視点の提供
  • OBPに役立つ作業療法プロセスモデルの提示

OBPのチカラを感じる一冊です。

続・作業療法の視点

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上記の本の発展版です。

OBPに求められる介入法が充実しています。

また、作業の視点が豊かに示されており、いろんな実践で使えます。

  • 作業への結びつき(engagement)という視点の提供
  • OBPのための介入法が充実
  • 作業と健康と幸福の知識が豊富

これも必読です。

作業療法実践の理論

詳細な歴史分析を通して、OBPが必要な理由を示しています。

OBPのルーツも理解できます。

何のためのOBPなのかを理解したい人は必ず読むべし。

  • OBPの歴史的必然性が学習可能
  • OBPに関連する理論が豊かに提示
  • 未来の作業療法への展望

専門家として奥行きある思考が身につく一冊です。

作業療法がわかる COPM・AMPS実践ガイド

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上記4冊は翻訳本ですが、こちらは日本人の著者によるOBP本です。

COPMとAMPSという評価ツールを武器に、OBPを展開するコツが理解できます。

事例も豊富ですし、平易に書かれているので、上記4冊で挫折した人も大丈夫かと思います。

  • とにかくわかりやすい
  • OBPの必須ツールであるCOPMとAMPSがメインコンテンツ
  • OBPのプロセスと介入法

ただ、MOHOの評価法と介入法はでてこないので、最初に紹介した人間作業モデル本で補うべし。

作業って何だろう

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OBPは作業を通して健康と幸福を高める方法です。

そのため、OBPでは作業の知識が不可欠です。

本書は作業科学の立場から作業の知識を詳解しています。

  • OBPの必須知識である作業科学に入門
  • とにかくわかりやすい
  • 作業科学関連の文献リストが豊富

平易なので誰でも理解できると思います。

作業療法士になろう!

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めちゃおすすめ。

一般向けに作業療法を紹介していますが、OBPの入門書としても最適です。

凄くわかりやすくOBPの本質を解いています。

  • 高校生向けなのでめちゃくちゃわかりやすい
  • OBPの本質を平易に提示
  • 作業科学への入門

必読です。

Occupation-Based Practice: Fostering Performance and Participation

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洋書です。

ちょっと難しいですけども必読です。

少し古いですけども、OBPのワークブックとして今でも使えます。

意味ある作業に着目しつつ、作業を通して評価し、介入するポイントを学べます。

  • OBPのワークブック付き
  • 基礎から実践まで豊かに提示
  • 具体的に理解可能

OBPの理論と実践をつなぐために必ず読むべし。

Occupational Therapy Intervention Resource Manual: A Guide for Occupation-Based Practice

洋書ですが、上記の本よりも平易です。

古い本ですけども、こちらもOBPワークブックとして使えます。

職場分析もできるし、事例も豊富で平易です。

  • めちゃわかりやすい
  • OBPのワークブック付き
  • 職場にOBPを導入する手順が理解可能

ぼくは作業療法士になった初期の頃にこれで勉強しました。

Willard and Spackman’s Occupational Therapy

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標準的な本ですけども、OBPを軸に広い視野で書かれた名著。

普通に通読していけば、OBPを軸にした作業療法を理解できます。

こういう本が標準的な教科書になっているんですから、英語圏でOTを学べる人はうらやましいです。

  • めちゃくちゃ詳しい
  • OBPな知識はこれ一冊でOK
  • 世界中で読み継がれる名著

読まない手はない一冊です。

OBPの英語論文のリスト

OBPの研究論文は多数あります。

その中からOBPというキーワードで公表されている英語論文の一部をリスト化しました。

関心ある人はぜひ原典をお読みください。

OBPに関連する英語論文の例

他にも多数あるので、興味ある人はぜひ調べてみてください。

まとめ:OBPが学べるおすすめ本10冊

本記事では「OBPを学びたいです。おすすめの本を教えてください」という疑問にお答えしました。

OBPが学べるおすすめ本は以下の通りです。

おすすめ本
  1. 人間作業モデル
  2. 作業療法の視点
  3. 続・作業療法の視点
  4. 作業療法実践の理論
  5. 作業療法がわかる COPM・AMPS実践ガイド
  6. 作業って何だろう
  7. 作業療法士になろう!
  8. Occupation-Based Practice: Fostering Performance and Participation
  9. Occupational Therapy Intervention Resource Manual: A Guide for Occupation-Based Practice
  10. Willard and Spackman’s Occupational Therapy
著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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