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仕事ができない同僚のフォローは片手間にやればよい件

京極真
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本記事では「仕事ができない同僚のフォローがしんどいです。どうしたらいいですか」という疑問にお答えします

本記事の内容
  • 仕事ができない鈍感な同僚のフォローは片手間にやればよい件
  • 仕事ができない同僚を片手間にフォローするコツ

また、仕事や人間関係などについてのお悩みについて書いた記事を以下にまとめています。

お困りの方は以下の記事を参考にしてください。

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仕事ができない鈍感な同僚のフォローは片手間にやればよい件

結論:仕事ができない鈍感な同僚のフォローは片手間にやればよい件

結論をいうと、仕事ができない同僚のフォローは片手間にやればOKです。

理由は、フォローしすぎると、こちらが消耗するだけだからです。

具体例:簡単な書類作成なのに毎回ミスが多すぎる場合

その修正に周囲が躍起になると、繰り返される問題に疲弊するばかりです。

疲弊することによって、問題解決の糸口をつかめるならよいですが、現実にはその逆です。

なので、適当に手を抜きつつ、できる範囲でフォローしたらよいでしょう。

よくある疑問:重大な問題につながると予見される場合も片手間にフォローしたらよいの?

疑問

重大な問題につながると予見される場合も片手間にフォローしたらよいの?

普通に考えたら、そういう場合は片手間にフォローしたらダメですよね。

何事もケースバイケースなので、重大な問題を引き起こしそうなときは、全力フォロー推奨です。

また、そもそも論として、重大な問題につながると予見されるような業務を、仕事ができない人に任せている体制ってどうなの?という問題があるかと思います。

仕事ができない鈍感な人がいると仮定して、通常はその人が満足に働けるよう可能な限りの合理的配慮は当然ながら必要です。

特に管理職は、そのあたりもきっちり管理する必要があります。

必要な管理すらしない管理ほど最悪なものはないです。

なので、適切な人が適切な仕事を過度な負担なくできるように、管理職にはしっかり管理の仕事をしてもらいましょう。

仕事ができない同僚を片手間にフォローするコツ

主なコツは以下の通り。

片手間にフォローするコツ
  • その①:仕事できないことは責めない
  • その②:何を助けたらよいかを確認する
  • その③:難易度低めの仕事を任せる

その①:仕事できないことは責めない

片手間にフォローしたいなら、仕事できないことは責めない方がよいです。

責めるとストレスがかかって、さらに仕事ができない状態になりがちだからです。

具体例:電話の引継ぎすらできず、たびたび顧客からクレームがある場合

「なんで、電話の引継ぎぐらいできへんねん!?」と責めたらダメです。

ストレスがかかるので判断力が鈍ってさらに失敗するからです。

なので、仕事できないことは責めずに基本はスルーでOK。

その②:何を助けたらよいかを確認する

次に、片手間にフォローしたいなら、具体的にどんな助けがあればよいかを確認したらよいです。

最短で必要なフォロー内容がわかるので、お互いに消耗しにくいからです。

具体例:書類のコピーで何度もミスる場合

「どんな助けがあればできる?」と聞けばよいです。

相談しやすいと感じてもらえるので、事前に失敗を防ぎやすくもなります。

また、お互いにストレスが減じるので、判断力が改善して失敗が起こりにくくなることもありです。

なので、片手間にフォローしたいなら、必要な合理的配慮のポイントを確認すればOK。

その③:難易度低めの仕事を任せる

片手間にフォローしたいなら、仕事できない同僚に任せる仕事は基本的に難易度低めにしたらよいです。

失敗の頻度が減るうえに、難易度低い失敗のフォローなら簡単にできるので、片手間でも対応しやすいからです。

具体例:例えば、コピーでミスが多すぎる場合

ホチキスで留める役割をお願いしたらOK。

そんなアホな、、、と思うかもですが、「失敗せずできる→自信がついて他のこともできる」という良循環の発生を期待できます。

結果として、良いことにつながるかもなので、仕事ができない同僚には難易度低い仕事をお願いしましょう。

こんな感じで、基本的に難易度が低い仕事をお任せしたらOK。

よくある疑問:ミスが多すぎて任せられる仕事がないんですけど、、、?

疑問

ミスが多すぎて任せられる仕事がないんですけど、、、どうすればいい?

確かにそういうことはあるかと思いますが、ぼくの感覚ではそうおっしゃる方は基本的に期待値が高すぎると思います。

具体例

「社会人ならこれぐらいできて当たり前だ、、、」というときに、その「当たり前」がハイレベルだったりするわけです。

他人に対する期待値を極力下げるべしです。

すると、例えば「部屋番する」みたいに何かしらお願いできることがみつかるものです。

片手間にフォローしたいなら、他人への期待値を極力下げるべしです。

まとめ:仕事ができない鈍感な同僚のフォローは片手間にやればよい件

というわけで今回は以上です。

仕事できない同僚のフォローで消耗したらしんどいだけです。

なので、基本は片手間にやればよいですよ。

また、仕事をサボる同僚に困っている方は以下の記事も参考にしてください。

著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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