
無料で効果量が推定できるソフト
これがなかなか使い勝手がよさそうです。
http://www.cem.org/effect-size-calculator
備忘録がわりに手順をメモしておきます。
まず上記のサイトからexcelファイルをダウンロードします。
ファイルを開くと、デモデータが入った状態なので、その部分を削除します。
ピンク色と黄色のセルは、結果を受け取るところなのでいじっちゃだめよ。
次に空欄になった箇所にデータを入力します。
正しく使えているかを確認するために、今回は以下のファイルにある表1のシミュレーションデータを用います。
http://www.mizumot.com/method/mizumoto-takeuchi.pdf
効果量は0.3なので、このソフトを用いて同じ結果が得られれば正しく使えたと判断できます。
結果を確認すると、Aの効果量は0.3で95%信頼区間が-0.10から0.69、Bの効果量は同じく0.3で95%信頼区間が0.02から0.58です。
サンプルサイズが大きくなると信頼区間が改善していることがわかります。
このソフトはプールした標準偏差を用いて効果量を推定しています。
- 効果量 = 平均の差 ÷ プールした標準偏差
利点は推測統計な効果量を出せるところにあります。
プールした標準偏差について知りたい人は以下からどうぞ。
https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/stat/effectsize.html
http://norimune.net/1512