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他人の人生に首をつっこむのは時間の無駄です。

京極真
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京極真
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本記事では「親切心からアドバイスをしたり助言をしたりすることがあります。ですが、あまり歓迎されていないように感じることがります。そんな場合にはどうすればいいですか?」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • 他人へのアドバイスや助言をしようか迷っている人
  • 他人にアドバイスや助言をしている人
  • 他人のアドバイスや助言に嫌な思いをしている人

他人の人生に首をつっこむのは時間の無駄です。

他人へのアドバイスや助言をするというのは、結論から言うと時間の無駄です。

どんなものがあるのか例を挙げて紹介します。

具体例
  • 全然自分とは関係がないのにいちいち意見を言う、あるいは腹を立てたりとかクレームを入れる
  • 全然求められてもいないのに助言をしたり、こうするべきだと提案する

自分が上記のようなことをしたり、された経験というのがありませんか?

これって、基本的に他人の人生なので、その人には全然関係ない問題になりますよね。

関係ないことだから、そんなことする必要ないし、言われた方からしてもそんなこと言われる筋合いもないんですね。

そう言ったことを考えていくといちいち他人の人生に口出ししていくっていう行為自体は、これはもう極めて時間の無駄です。

やっている方にとっても時間の無駄だし言われる側からしても本当にやってもらわなくてもいいようなことです。

そこの認識ってのはしっかり持っておいたほうがいいです。

他人の人生に首をつっこむのが時間の無駄になるのはどうして?

では、どうして時間の無駄になってしまうのか?

それは、本来は自分の人生は自分で責任を持つしかないわけです。

誰か他の人が責任を持ってくれるわけではない

つまり、だったらその範囲の中だけでやっていればいいという話なんです。

特に基本的な大前提として僕ら一人一人っていうのはそれぞれ独立した人格を持ってそれぞれの世界観の中で生きています。

だけども中には不思議な人もいて自分には全然関係がないのにいちいち茶々を入れたりとかあるいはその求められてもいないのになにかしらの助言をしたりとかっていう方がやっぱりいらっしゃるわけですね。

では、そんな時にはどのようにすればいいのか?

実際には、他人の人生に首を突っ込んだり、突っ込まれたりすることがあるわけです。

では、そんな時にはどのように対処すればいいのか?

対処方法

自分が他人にしそうになった場合:つつしめばいい

自分がされてしまった場合:避ければいい

親切心であなたがやっていたことは、相手にとってはやってもらいたくないことなので、潔くやめましょう。

そして、されてしまった場合には、避けましょう。

では、どんなふうにスルーすればいいの?とスルーする方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。

どんなふうにすればいいのかわからない人は参考にしてください。

【注意点】他人の人生に首をつっこむのが必要な時もある

他人の人生に首をつっこむことは、時間の無駄と言いましたが、例外はあります。

以下の場合には、他人の人生に首をつっこむ必要性があるので、この場合に「時間の無駄だね」と解釈するのは間違っています。

ではどのような場合があるのか具体的に紹介しますね。

他人から助言やアドバイスを求めらている場合

僕は、教育者であり研究者でもあるので、助言を求められたりアドバイスを求められたりして助言やアドバイスをする機会というのはあります。

以下の場合には、他人の人生に首をつっこむことになりますが、時間の無駄になるのかというとそんなことはありません。

具体例

助言やアドバイスをしないという状況は不自然

つまり、本人が強く求めていることに答えないことの方が変です。

反対に僕も、他の方に助言やアドバイスを求めることがあります。

その時に助言やアドバイスをいただくと自分のためになるんですよね。

このようなアドバイスや助言というのは、自分の人生を変えるきっかけになるほど貴重なものにもなることもある訳で、とても大切なものになります。

本人が求めているか、求めていないのかというのは大きな違いになってきますね。

そういう現象を第三者として見た時

他人の人生に首をつっこむようなことというのは、いろんなところで行われていることなので、目撃する場合もあります。

第三者として目撃した時の対処方法は以下です。

対処方法の例

「あなたには関係ないよね」と言ってあげる

「あなたにそれは関係ないでしょ」と関係のない第三者が言ってあげることも、他人の人生に口を出ししていることの一種です。

ですが、そこをスルーしてしまったら基本前提自体がおかしくなってしまうので言える時があれば言った方がいいんじゃないかと僕は思っています。

契約関係にある場合

他人からアドバイスや助言を求めらえていないような状況でも、アドバイスや助言を必要とする場合は例外としてあります。

それは、教育者とかあるいは医療従事者のように他人の口人生に口出しざるを得ないような立場の場合ですね。

ここには契約関係があります。

具体例

僕らは医療従事者ですけども、クライアントのニーズをしっかり汲み取ってそれを解決していくっていうのがミッションになります。

これも仕事でやるわけですから、自分とは関係がない他人の問題であろうが、知らないふりをしておこうなんていう話にはならないものです。

仕事で対価をいただいているわけですから、全力でクライアントが困っていることをサポートしていき、クライアントが満たしたいと思っているニーズに対してやっていくというのは当たり前のことです。

仕事として契約関係があった上で他人の人生に口出しをしていくっていうことと、プライベートで関係が無いのに腹を立てて怒ったりとか、あのパターナリズムでが大きなお世話ばっかりしていくとかっていうのはこれまた違う話ですね。

ぼくが言っているのは、プライベートで全然関係がない人生歩んでいる人に対して茶々を入れるっていうことで、それはやめた方がいいです。

他人の人生に首をつっこむことは、不幸の温床だし時間の無駄。

誰も幸せにならないので自分の人生から排除したほうがいいし、他人にそういう人生を生きさせないという自覚が必要なんじゃないかなっていうふうに思います。

まとめ:他人の人生に首をつっこむのは時間の無駄です。

本記事では「親切心からアドバイスをしたり助言をしたりすることがあります。ですが、あまり歓迎されていないように感じることがります。そんな場合にはどうすればいいですか?」という疑問にお答えしました。

本人から求められないのに、アドバイスや助言をするというのは時間の無駄です。

中には例外もありますが、他人の人生というのは、あなたには関係のないもの。

プライベートで、自分とは違う人生を歩んでいる人に対して何かいう必要って全くないんですよね。

歓迎されていないなと感じるのであれば、それはやらなくていいことだからです。

そんなことよりも、自分の人生に関心を持つようにしましょう。

あなたの人生はあなたしか責任を取ることができないのだから、、、。

そして、あなたの人生に大きく関与してこようとする人がいたとすれば、それは避けましょうね。

あなたの人生はあなたにしか責任が取ることができません。

著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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