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大学院生は考えぬくことが期待されている

Makoto KYOUGOKU
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京極真
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本記事では「大学院生にはどのようなことが期待されていいますか?」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • 大学院に興味がある
  • 大学生

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大学院生は考えぬくことが期待されている

考え抜くことが大事

京極真
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大学院生にはどのようなことが期待されているのかというと「考え抜くこと」が期待されています

どうしてそれが大切になってくるのかというと、研究に取り組みはじめたばかりのころは、わからないことがいっぱいで自身の知識の不十分さを痛感してしまうからです。

そんな時にこそ、大学院生は「知識不足」を理由に思考を停止させないことが大切になってきます。

大学院生は考え抜くためにどのようなことをすればいいのか?

結論:たくさん勉強する

京極真
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大学院生は考え抜くために何をすればいいのかというと、それはたくさん勉強することなんです

おそらく院生は、全集を通読する、関連書籍を全部読む、かたっぱしから論文を読む、周辺領域まで勉強する、勉強会で議論する、講演会に参加する等々、できることは全部やっているはずです。

だけども、それでもなお知識不足を実感してしまうんですよね。

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その際の対応が、伸びる大学院生と伸びない大学院生の分岐点になるのは何か?

得られた知識を材料に考えようとすることができる

京極真
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伸びる大学院生と伸びない大学院生の分岐点になるものは何かというと、得られた知識を材料に考えようとすることができるかできないのかということです

伸びる院生は得られた知識を材料にしてとことん考えようとするのです。

理性がおよぶギリギリのところまで考えぬこうとする。

ですが逆に、伸びない院生は知識不足を理由に思考が停止してしまいます。

  • 「まだまだ知識がたりませんから」と言ってしまう
  • 「もっと勉強しなくちゃいけない」とつい口にしてしまう

それが免罪符になって、思考のデッドラインまで挑戦できなくなるということが起こってしまうのです。

知識が十分になるのを待たない

京極真
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「いつ知識は十分になるのですか?」というとどうでしょうか

一部の天才を除いて、普通は知っていることよりも、知らないことの方が多いのです。

ほとんどの人は、何らかの点で知識不足なのです。

もちろん、ぼくも例外なくそうです。

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腹をくくり手持ちの材料で考えていく

京極真
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大学院生として研究をやっていくのであれば、どこかで腹をくくることが必要になります

手持ちの材料だけで考えぬいていくしかない、と腹をくくることも大事なことです。

院生時代は、そのための訓練期間でもあるのです。

とことん勉強している。

たぶん、世界で誰にも負けないぐらい勉強している。

だけども、世の中にはなお知らないことがある。

院生の皆さんは、そういう矜持を胸に、思考の限界に挑戦していきましょう。

まとめ:大学院生は考えぬくことが期待されている

本記事では「大学院生にはどのようなことが期待されていいますか?」という疑問にお答えしました。

ぼくが大学院生に期待することは、「考え抜くことです」です。

そして、考え抜くためにはしっかり勉強をしましょう。

そして、知識が十分になるのを待ちすぎないということも大学院生には大事になってきます。

手持ちの材料だけで考えていく力をつけていくという腹をくくり取り組んでいきましょう。

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著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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