【受験】作業療法士になるための実習は良い意味で辛いです【事実】

投稿日:2018年9月18日 更新日:

きょうごく
本記事では「作業療法士になりたいです。けど、実習がとても辛いと聞きました。実際のところはどうなんですか?」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ

  • 作業療法士になりたい
  • 作業療法士になった後のことが知りたい
  • 実習の辛さが不安である

本記事の信頼性

この記事を書いているぼくは作業療法士でして、かつて自身も臨床実習で学んできました。

また専門学校や大学の教員として、作業療法学生の臨床実習を10年ちょいサポートしてきた経験もあります。

臨床実習は作業療法士の養成教育で最も重要なカリキュラムなので、以下のような教科書まで出版しています。

作業療法士になるための実習は辛いの?」という質問は、オープンキャンパスなどでよく受けます。

本記事ではそんなぼくが、この疑問にさくっと解答します。

※この記事は2分ほどで読めますので、最後までお読みいただけるとうれしいです。

なお、他にもいろいろ受験関連の記事を書き下ろしていますので、ぜひそちらもあわせてお読みください。

>>【受験】高校生のための作業療法士になるための完全マップ【まとめ】

作業療法士になると実現する可能性の未来

以下の記事で書いたように、作業療法士はなるとさまざまなステージで働くことができます。

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それぞれのステージで共通している作業療法士の目標と方法は以下の通り。

ココがポイント

  • 基本的動作能力の獲得・・・心身機能(運動、感覚、知覚、精神、認知など)にアプローチする
  • 応用的動作能力の獲得・・・日常生活活動(食事、排泄、整容、家事など)をできるようにアプローチする
  • 社会的適応能力の獲得・・・社会参加(就労、就学、ボランティア、地域活動など)をできるようにアプローチする

皆さんが作業療法士になれば、クライエントがどのようなフェーズであっても、その人らしい時間を過ごせるように支援していくのです。

これが「理学療法士とどう違うのかよくわからない」という人は以下の記事を読んで整理するべしです。

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また、一般向けに作業療法士の仕事を紹介した本としましては、以下が断トツでおすすめです。

作業療法士になりたい人は、ぜひぜひ読みましょう。

作業療法士になるための実習は良い意味で辛い

作業療法士になるための実習は辛いの?」という質問は、学校説明会やオープンキャンパスなどでよく受けます。

これは、専門学校、大学のどちらでも一緒です。

 

高校生は「作業療法の実習はめちゃ厳しい」という話を見聞するため、それが気になって質問されるわけです。

ぼくの個人的経験から言うと、ほとんどの学生は実習に行くと「作業療法士を目指したよかった」という感想を述べてくれます

気を使ってそう言っているのかもしれません。

でも、たいていは、実習に行くとリアルな作業療法を体験できるため「意義のある仕事だ!」と感じるようです。

しかし、そういう学生でも「実習は辛かった」とも言います。

その理由を学生に聞くと「自分が思っていたよりも何もできず、患者さんに十分貢献できなかった(から辛い)」と解答することが多いです。

つまり、まとめると「実習はとても充実している。しかし、患者さんに役に立てなかったから辛い」というわけです。

これは、作業療法士を目指している人間が抱く感想としては至極まっとうなものです。

こういう辛さを感じることができないと、作業療法士になった後の伸びしろがあまり期待できません。

ただし、作業療法士になるための実習は本当に辛いこともある

ただし、人によっては実習がめちゃ辛いことがあります。

その理由はいろいろです。

ありがちな理由は、学生の知識不足、準備不足です。

実習に行くための準備が不十分で、実習中にしなくてもよい苦労をすることがあるのです。

もうひとつありがちな理由は、臨床教育者(現場の臨床家)からのパワハラまがいの言動です。

ぼくが学生だった頃に比べればだいぶ改善したと思いますが、それでも一部でそうした問題が残っています。

でも、ぼくの経験では、こういう実習はわりと少ないです。

先に述べたように、多くの人は充実した実習を体験しています。

実習形式は、症例担当型から診療参加型へと移行しつつあります。

診療参加型実習は、学生が過剰に苦労する事態を回避しやすくしてくれます。

でも、上記のような問題があると、診療参加型でも、とてもつらい実習になります。

そういうときは、養成校の教員がマネジメントに入ります。

進学する前から実習を心配するよりも、実際に入ってから教員に相談するようにしたらよいです。

まとめ

本記事では「作業療法士になりたいです。けど、実習がとても辛いと聞きました。実際のところはどうなんですか?」という疑問に答えました。

多くの学生は、充実した実習を送りつつも、自身の力不足を痛感して「辛い」といいますが、それはとても健全なものです。

ときどき、本当に辛い実習を体験する人もいますが、その理由は学生の知識不足、準備不足、臨床教育者(現場の臨床家)からのパワハラまがいの言動などが多いです。

本記事が皆さんの実習に対する不安を少しでも払拭できるならば、とてもうれしいです。

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