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【受験】作業療法士の学校は都会と田舎のどっち?【お好きにどうぞ】

京極真
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本記事では「作業療法士を目指している高校生です。作業療法士養成校の立地は都会と田舎だとどっちがよいですか?」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • 作業療法士になりたい
  • 作業療法士になった後のことが知りたい
  • 進学先の立地は都会と田舎のどっちがよいかで迷っている
  • 失敗しない作業療法士養成校の選び方を知りたい

高校生、社会人の方向けの作業療法についての記事を以下にまとめています。

高校生、社会人の方だけでなくご家族の方も、進路を決める時の参考にご活用ください。

>>【受験】高校生のための作業療法士になるための完全マップ【まとめ】

作業療法士になると実現する可能性の未来

作業療法士の仕事は生活上の問題がある人に対する治療と支援です。

そのため、作業療法士の仕事の幅はとても広く、簡単にまとめると以下のようなステージで働くことができます。

  • 急性期
  • 回復期
  • 生活期
  • 終末期  など

これらのステージは心身機能と生活上の問題に関連するため、身体障害、精神障害、発達障害などに関係なくあらわれるものです。

なので、皆さんが作業療法士になれば、障害の種類や有無に関係なく、さまざまな人たちの治療と支援にあたることになります。

以下の書籍は作業療法士を目指している人は必読でして、この領域に関心がある人はしっかり読み込んでおくとよいですよ。

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作業療法士の学校は都会と田舎のどっちがいい?【選び方】

結論は「お好きにどうぞ」

以前の記事では、作業療法士になるには専門学校、短大、大学のどこがおすすめかとい疑問に答えました。

あわせて読みたい
【受験】作業療法士になるためには専門学校、短大、大学のどこがおすすめ?
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これらの疑問への解答はリンク先の記事を見ていただけるとよいので、ここではよくある質問の1つである進学先の立地についてお答えします。

多くの方は都会を好むようですが、作業療法士になるという点でいえば「お好きにどうぞ」と答える他ありません。

都会の養成校で学んだからレベルが高いとか、就職に有利とかはまったくありません。

もちろん、田舎の養成校で学んだから低レベルで、就職に不利とかもまったくないです。

以下の記事で書いたように、養成校の質は教員の活力で決まり、それの方がレベルや就職に直に影響するからです。

あわせて読みたい
【受験】高校生のための失敗しない作業療法士の学校の選び方【教員が語る】
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ただ、こう書くだけだと決め手に欠けると思うので、「大都会の東京」と「ド田舎の岡山」の両方で教員した経験を踏まえて助言を書いておきます。

立地よりもはるかに重要なのは〇〇

まず、都会と田舎のどっちに進学するにしても、以下の記事で述べたように教員の活力=質を絶対に調べた方がよいです。

都会に進学して、建物は立派だし、生活環境も華やかだけども、教員がぜんぜん駄目だった、ということはふつーに起こりえます。

もちろん、田舎に進学して、建物はそこそこ古いし、生活環境も刺激がなく、しかも教員のレベルもすげぇしょぼかった、ということも当たり前のようにあります。

なので、いずれにおいても、教員の活力=質は絶対に調べましょう。

作業療法士の学校の立地からみたメリットとデメリット【選び方】

都会に進学するメリットとデメリット

次に、都会に進学するメリットとデメリットです。

まずメリットは、生活環境が基本的に便利で、休みの日にいろいろ遊べるし、バイトもいっぱいある、などがあります。

デメリットは家賃が高く、生活環境が華やかなのでどーしても誘惑が多く、勉強よりも遊びが優先しやすい、などです。

田舎に進学するメリットとデメリット

田舎に進学するメリットとデメリットです。

まずメリットは家賃が安く、四季折々の自然環境を味わえて、何よりも、超少子高齢化社会の現実を肌身で感じることができるので日本の未来を見すえながら勉強できる、などがあります。

デメリットは、生活環境が都会に比べると基本的に不便で、休みの日の遊びは虫取りとか山登りとかになり、バイトの種類が限られる、などがあります。

好みは人それぞれだけども、、、

ぼくは大都会の大阪市内で生まれて育ちましたが、子供の頃から田舎が大好きで、進学した専門学校も超田舎にありました。

おかげで毎日楽しかったですが、都会好きの友達は苦痛そうでした。

都会と田舎のそれぞれにメリットとデメリットがあるので、自身の好みにあわせて選びましょう。

ただし、教員の活力=質が低いところは、どんなに好みの場所にあっても避けるべきです。

まとめ:【受験】作業療法士の学校は都会と田舎のどっち?【お好きにどうぞ】

本記事では「作業療法士を目指している高校生です。作業療法士養成校の立地は都会と田舎だとどっちがよいですか?」という疑問にお答えしました。

結論は「お好きにどうぞ」でして、そんなことよりも教員の活力が高いところを選ぶようにしましょう。

なお、受験生のなかには作業療法士と理学療法士の区別がつかないまま作業療法士を目指している人も少なくなく、それはお互いにとってわりと不幸なので以下の記事で異同を整理しておくべしです。

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著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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