【進路選択】作業療法士と理学療法士のどちらを選べばよいか?【入試・受験】

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本記事では、「作業療法士と理学療法士は、どっちがよいのかなぁ?これから進路を決めなきゃいけないけど、進路選択で迷っています。どちらがお勧めかを教えてください」という疑問に、なるべくわかりやすく答えます。

本記事のポイント

  • 作業療法士と理学療法士の違い
  • 自分の興味・関心を感じる
  • まずは動こう!

ぼくは作業療法士であり、作業療法学の博士号をもつと同時に、理学療法のメタ理論を開発する共同研究にも取り組んでいます。

なので、作業療法士と理学療法士の比較は割とまともにできていると思います。

この記事では、作業療法士と理学療法士のどっちを選べば良いかという疑問にお答えしています。

その他の受験関連情報は以下の記事でまとめていますので、ぜひご一読ください。

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前置き

作業療法士になりたい人は以下の記事をどうぞです。

【受験】高校生のための作業療法士になるための完全マップ【まとめ】

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作業療法士と理学療法士の違い

作業療法士と理学療法士の違いは、対象者さんに提供できる主たる効果に求められます。

両者に共通する主たる効果

  • 対象者さんの身体的、精神的、社会的な健康状態を維持・改善すること
  • 加えて、対象者さんの幸福感(QOL、well-being)を維持・改善すること

大づかみに言えば、この2つは共通した主たる効果であると言えます。

他方、作業療法士と理学療法士はそれぞれ違う効果を提供することができます。

作業療法士が提供できる主たる効果

  • 対象者さんにとって意味を感じる仕事、遊び、日常生活活動、休息ができるようになること

参照:World Federation of Occupational Therapists

理学療法士が提供できる主たる効果

  • 対象者さんの身体が動かせるようになり、さらにそれを実生活で上手に使えるようにすること

参照:World Confederation for Physical Therapy

言い換えれば、作業療法士と理学療法士は対象者さんにとって共通する価値と異なる価値を明確にもっているのです。

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あなたはどんな効果(価値)を提供したいか?

作業療法士と理学療法士は提供できる主たる効果に共通点があります。

他方、上記で明確に示したように、両者が提供できる主たる効果には異なる点もあります。

進路選択にあたっては、あなた自身がどんな価値(効果)を提供できる人間になりたいか、を考える必要があります。

それをどう考えるかは人それぞれですが、自分がどんな効果を主に提供できる専門家になりたいかなんてわからないよ、という高校生も多いと思います、

そこで、次に自分が提供できるようになりたい主たる効果はなにかを考える方法を解説します。

歴史で理解する作業療法と理学療法の違い

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自分の興味・関心を感じる

その①:自分の好みを考える

ぼくの場合、対象者さんの暮らしを支えることにやり甲斐を感じそうだと思ったので、作業療法士を選びました。

好みにあった道を選んだこともあって、この仕事にのめり込んでさまざまな媒体で文章を発表するようにもなりました。

このブログで書いている記事もそのうちのひとつです。

【厳選】作業療法と作業科学に関する人気記事【理論】【哲学】【実践】

本記事では、本ブログにおける作業療法と作業科学に関する人気記事を紹介します。 本記事のポイント 作業療法と作業科学の理論と実践が理解できる 作業に根ざした実践に必要な考え方が理解できる 目次 紹介・編 ...

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「自分の好みにあっているかどうかは、どう判断したらよいだろう??」という人は、5年以上飽きずに続けられそういかどうか、と考えてみるとよいです。

生活と身体への支援を比較して、どちらであれば長く続けられそうか、を考えてみるんです。

ふんわりつかむだけでもよいので、ぜひ一度考えてみてください。

その②:困った経験を考える

ぼくの例でいうと、中学時代の肩の亜脱臼がありました。

バスケットボールで無理して肩の関節がちょこっと抜けたんです。

そのとき、整形外科の病院に行ったら「ひねっただけ」と言われてシップをもらいました。

でも、服はいつも通り着れないし、お風呂で身体を満足に洗えないし、しかもいっこうに治らない。

鏡をみたら、腕が肩の位置がいつもと違う気がする。

で、柔道整復師さんのところにいったら、「亜脱臼だね」と言われて一発で直してもらいました。

すると、いつもの生活がいつも通りできる!

このとき、肩が悪くなるだけでこんなに生活に支障がでるのか、と思ったわけです。

他にも、自転車のホイールに足をツッコんでしまい、スポークに巻き込まれてアキレス腱が切れそうになって、生活がめちゃくちゃ不便になったこともありました。

こんな感じで自分がどんなことに困ったのかを振り返って、それを解決するには作業療法士と理学療法士のどちらがよいかを検討するとよいです。

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まずは動こう!

自分の興味・関心をぼんやりでもイメージできたら、すぐに行動しましょう。

その①:オープンキャンパスに行く

まずは、専門学校や大学のオープンキャンパスに行ってみましょう。

教員や学生と積極的にふれあって、皮膚感覚で自分が頑張れそうな職種を選定していってください。

5校以上のオープンキャンパスに行くと、わりと見える景色が変わってきます。

ぼくがいる大学もオープンキャンパスやっているので、ぜひどうぞです。

メインオープンキャンパス

キャンパス見学会

その②:SNSでフォローする

作業療法士や理学療法士はわりと積極的にTwitterなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)で情報発信しています。

生の声を拾いやすいので、作業療法士や理学療法士を目指している人はぜひフォローしてください。

ぼくがここでお勧めするアカウントは以下ですが、他にもSNSで積極的に情報発信している人たちはいるので、いろいろ検索してみてください。

作業療法士

理学療法士

その③:答え合わせは後でする

当たり前ですが、自分が選択した進路が、本当によかったか否かは後になってみないとわかりません。

もし、作業療法士と理学療法士のどちらかを選び、「自分にはあっていなかった!」と後でわかったら、そのとき再び「次はどうするか?」と考えればよいんです。

ぼくは作業療法士で博士号(作業療法学)も取得していますが、自分が作業療法士にあっているかどうかは実はまだわかりません。

死ぬ前にわかるかもしれないし、もしかしたら死んでもわからないかもしれない。

大切なのは、動きながら考えて、ちょっとでも後悔しにくい道を手探りでみつけていくことです。
作業療法士に興味・関心をもった方へ
本記事を読んで、作業療法士に興味・関心があると感じた人は、ぜひ以下の記事も読んでください。

既存のサイトにはあまりのっていない情報をたくさん書いていますので、進路選択の判断材料になりますよ。

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まとめ

本記事では「作業療法士と理学療法士は、どっちがよいのかなぁ?これから進路を決めなきゃいけないけど、進路選択で迷っています。どちらがお勧めかを教えてください」という疑問に答えました。

両者の違いを理解して、作業療法士になりたいかもと思った人は以下の記事をどうぞです。

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