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【買って損なし!】量的研究を学べる本【厳選3冊】

京極真
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本記事では「量的研究を学べる本を知りたい。作業療法は他領域に比べると研究が少なく、クライエントのためにも研究に取り組みたいので、おすすめの本を教えてください」という疑問にお答えします

本記事の内容
  • 量的研究を学べる本3冊【厳選しています】
  • 量的研究したいなら統計の理解は必須
  • 量的研究したいなら今からすぐやるべきこと

本記事では、量的研究のおすすめ本について紹介しています。他の研究法についてもおすすめ本があり記事に書いているものを以下にまとめました。お探しの本は以下からどうぞ!

量的研究を学べる本3冊【厳選しています】

厳選した書籍は以下の3冊です。

おすすめ本
  • その①:疫学〜医学的研究と実践のサイエンス
  • その②:医学的研究のデザイン 研究の質を高める疫学的アプローチ 第4版
  • その③:医学的介入の研究デザインと統計〜ランダム化/非ランダム化研究から傾向スコア、操作変数法まで

その①:疫学〜医学的研究と実践のサイエンス

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ヘルスケア領域において、量的研究の基礎は「疫学(epidemiology)」です。

本書は疫学の基礎から応用まで、事例をまじえながら具体的に学ぶことができます。

世界的に著名な公衆衛生大学院で使われている教科書でして、その内容もピカイチです。

疫学の方法はランダム化比較試験、コホート研究、ケースコントロール研究、横断研究、生態学的研究などがあります。

さらに、本書ではコホート研究とケースコントロール研究のハイブリッド型研究も紹介されており、因果推論の方法を広く深く理解しやすくなっています。

初心者は理解しがたいバイアス、交絡、交互作用の説明も明瞭です。

個人的な感想としては、本書は数ある量的研究本の中でも最大のヒット作で、皆さんにも自信をもっておすすめできる一冊です。

その②:医学的研究のデザイン 研究の質を高める疫学的アプローチ 第4版

これも名著。

量的研究の研究計画を立案し、実行するために知っておくべき知識、方法、ノウハウを網羅的に解説しています。

介入研究(ランダム化比較試験、非ランダム化比較試験など)、観察研究(コホート研究、ケースコントロール研究、横断研究など)の研究デザインの基礎から応用まで包括的に学ぶことができます。

「量的研究したい。でも、どう研究デザインを立てたらよいかわからない」という人は買っておくべしです。

その③:医学的介入の研究デザインと統計〜ランダム化/非ランダム化研究から傾向スコア、操作変数法まで

本書は読者が体験する問題とそれへの解答という形式で書かれています。

特に、ランダム化比較試験と非ランダム化比較試験の両方を基礎から応用まで包括的に解説しておりまして、両者の研究デザインで使える統計についても詳しくかつ明解に論じています。

また、傾向スコア、操作変数法などについてクリアな解説とともに、具体例を挙げながら論じているため理解しやすいです。

ランダム化比較試験と非ランダム化比較試験に適した統計手法についてもかなり詳しく書かれているので、実際に研究計画を立案するときにめちゃくちゃ役立つでしょう。

量的研究したいなら統計の理解は必須

量的研究では統計の理解はまじで必須です。

統計は上記で紹介した書籍でも学べますが、統計が苦手な人にとってはハードルが高いかもです。

そういう人は、まず以下の記事で紹介した動画と書籍で学ぶとよいです。

また、実際に統計を理解するには、自分で手足を動かす必要があります。

そのためには、統計ソフトを使うことになります。

無料で高機能な統計ソフトは以下の記事で紹介していますので、ぜひあわせてお読みください。

上記の記事では6つの統計ソフトを紹介していますが、なかでもRが使えると量的研究の幅が広がります。

Rは世界中で使われている統計ソフトでして、ほとんどすべての統計モデルに対応しています。

ぜひ使えるようになってほしい統計ソフトなので、以下の記事で始め方を知っておくとよいです。

量的研究したいなら今からすぐやるべきこと

今からすぐやるべきは、学んだ内容を自身の臨床につなげることです。

上記の書籍を読みながら「自身の臨床上の疑問を解決するためにどう使えるか?」と必ず考えてください。

これは「読みっぱなし」で終わらないためにわりと重要でして、「新しい知識を得る→日々の実践につなげる」というサイクルを回すと「量的研究したい!」から「実際に量的研究に取り組んでいる」にシフトチェンジすることができます。

想いはかたちにしてこそ意味があります。

上記の書籍は「新しく得られた知識を水平展開できないか」と考えながら読み進めてください。

また、これはあらゆる研究法に妥当しますけども、本を読むだけでは量的研究を学ぶことはできませんから、必ず以下のサイクルを回すようにしてください。

  1. 知識を学ぶ
  2. 研究する
  3. 研究論文を発表する
  4. 1〜3のstepを自己評価する

本記事をお読みなった皆さんは、紹介した書籍を読んだ後に上記のサイクルを回すようにしてくださいね。

これは1人で回せるようになるにはある程度の研究力が必要でして、その自力を高めるために大学院に進学するというのは有益な手段です。

以下の記事で大学院の選び方を紹介しているので、研究力を底上げしたい人はぜひお読みください。

まとめ

本記事では「量的研究を学べる本を知りたい。作業療法は他領域に比べると研究が少なく、クライエントのためにも研究に取り組みたいので、おすすめの本を教えてください」という疑問にお答えしました。

本記事で紹介した本を読みつつ、皆さんはぜひ実際に量的研究に取り組んでみてください。

著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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