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悩んでもどうしようもないこと【人生&ストレス】

Makoto KYOUGOKU
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京極真
京極真

本記事では「人生に悩みはつきものですが、無駄に悩んで時間=命を浪費していませんか?」ということについてサクッと解説します

こんな方におすすめ
  • 悩みが尽きない人
  • すぐネガティブに物事を考えてしまう人

また、仕事や人間関係などについてのお悩みについて書いた記事を以下にまとめています。

お困りの方は以下の記事を参考にしてください。

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悩むテーマを見極める

人生にはコントロール可能なものとそうでないものがある

すごーくすごーく単純化すると、人生には自分の努力でコントロールできることと、できないことがあります。

そして、自分の努力でどうにもならないことについては、悩んでもしょうがないというクールな割りきりが必要です。

努力でコントロールできない事柄で悩みはじめるとドツボにはまって苦しいだけだからです。

悩むテーマを見極めることが大切

では、どういうことは努力でコントロールできる可能性があり、逆にどんなことはどうしようもないのでしょうか。

コントロールできる可能性があるもの

例えば、日々の生活を充実させることは、ある程度あなた自身の努力でどうにかできます。

現にいま取り組んでいることに、しっかり集中したら良いだけだからです。

また目標に向かっているという実感も、そこそこ自分でコントロールできます。

自身が目標達成のために現在している努力を続けるといいからです。

コントロールできないもの

他者評価

でも、例えば他者評価は自分の努力でどーにかできるような代物ではありません

自分の気持ちが自分のものであるように、他人の気持ちもまた他人のものであって、あなたの意志に関係なく、他人が勝手に感じちゃうものだからです。

ぼくたちはお互いに独立した人格です。

だから、他者評価で悩んでもどうしようもないのです。

未来

また未来についても自分の努力だけでコントロールできるものではありません

あなたがどれほど望ましい未来の実現にむかって努力しても、例えばもしかしたら明日なんらかの不運で鬼籍の人になるかもしれないからです。

目標(望ましい未来)に近づいているという実感は努力でコントロールできても、実際にそれが実現できるかどうかはそうなってみないことにはわからないのです。

なので、未来についてあれこれ考えて悩んでもしょうがないのです。

クールに割りきることができると、逆に現にいまある暮らしが大切に感じはじめます。

現にいまある暮らしの積み重ねこそが、結局のところありうる世界へとつながっていると感じざるを得ないからです。

人生は短いのですから、悩んでもどうしようもないことにエネルギーを注ぐよりも、いまある暮らしを大切にしましょうね。

どうしても悩んでしまう人へおすすめ本

本記事の背景にある理論的立場は信念対立解明アプローチという哲学的実践論です。

詳しく知りたい人は以下からどうぞです。

まとめ:悩んでもどうしようもないこと【人生&ストレス】

本記事では「人生に悩みはつきものですが、無駄に悩んで時間=命を浪費していませんか?」ということについてサクッと解説しました。

人生に悩みはつきものです。

でも、自分でコントロールできないことで悩んでも仕方ありません。

どうせなやむなら、自分の努力である程度何とかなることで悩みましょうね。

著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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