【結論】作業療法とは何かを知りたい人が読むべき本【おすすめは1冊+α】

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きょうごく
本記事では「作業療法について勉強したいです。作業療法とは何かを包括的に学びたい場合、必読中の必読の本はありますか?」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ

  • 作業療法の必読中の必読書が知りたい
  • Kindle版とハードカバー版のどっちを買えばよいか教えてほしい

結論を先取りすると、必読書は「洋書」です。

英語で挫折する人が少なくないでしょうから、本記事の後半では英語の苦手意識克服法も紹介しました。

本記事の信頼性

本記事を書いているボクは作業療法士であり、臨床は特に精神医療が専門です。

精神領域の作業療法という教科書も書き下ろしています。

また、博士(作業療法学)というわりと珍しい学位を取得しておりまして、作業療法の専門家として研究に取り組んできました。

そんなぼくが、作業療法とは何かを包括的に理解したい人のために必読の本を厳選紹介します。

作業療法とは何かを網羅的に知りたい人のための必読書籍【1冊】

Willard and Spackman's Occupational Therapy

結論から言うと、必読中の必読の本は「Willard and Spackman's Occupational Therapy」です。

その最新版が今月(2018年10月)発売されました。

本書は昔から世界中で愛読されておりまして、英語で書かれていますが日本の作業療法士も必ず読むべしです。

本書の特徴

ぼくの観点で本書の特徴を示すと以下の通り。

特徴

  • 作業療法の中核原理がていねいに論じられている
  • 作業療法の全体像が詳述されている
  • 作業療法のエビデンスが示されている
  • 作業療法の実践からマネジメントまで理解できる

作業療法の中核原理がていねいに論じられている

本書の特徴のひとつは、作業療法の中核原理である「作業 occupation」からていねいに論じあげていくところです。

(個人的にはぼくらOBP2.0研究における作業の理解の方が根源的だとは思いますけど、)本書は世界標準の作業の理解の仕方を示していますので、一般の作業療法士にとっては本書のほうが常識的であり有益でしょう。

作業療法は哲学的実践論という側面がありまして、本書は作業療法の哲学についても他書に比べてかなり詳しく論じています。

また、作業科学の知見もふんだんに取りいれているので、哲学と科学の両面から作業の知識を深めていくことができます。

作業療法の全体像が詳述されている

また、本書はほとんどあらゆるといっていいぐらい、作業療法の全体像を詳しく網羅した内容になっています。

例えば、クライエント個人に対する作業療法の評価と介入に加えて、作業療法のマネジメントまでさまざまな先行研究を踏まえながらかっちり論じあげています。

さらに今回から、作業療法の新しい課題として、LGBTQI、ホームレス、退役軍人などのクライエントに対する作業療法についても網羅しています。

こういう新しい論点へのフォローだけでなく、今回は作業療法誕生100周年記念として作業療法の歴史についても以前より詳しく論じています。

このように、本書は作業療法の源流から最新の話題まで網羅的に詳述しているという特徴があります。

作業療法のエビデンスが示されている

最後に、本書は作業療法に関連するエビデンスを適切に踏まえながら書き下ろされているという特徴があります。

つまり、本書を読めば作業療法における標準治療がある程度理解できるわけです。

ときどき「何の根拠があるねん?」みたいな教科書もありますが、本書はそういう心配がありませんね。

もちろん、教科書は著者の恣意性が入りますから、エビデンスに根ざした作業療法を実践したい人にとって、本書のみでは不十分です。

そういう人は自ら研究論文を調べるべしです。

けど、作業療法士や作業療法学生が標準的な作業療法を学ぶには、たぶんこれ以上の教科書はないです。

Kindle版とハードカバー版どっちがおすすめ?

本書はKindle版とハードカバー版の2種類あります。

以前、ぼくはどっちも買ったことがありまして、その経験を踏まえて言うと圧倒的にKindle版がオススメです。

理由は以下の通り。

Kindle版がおすすめの理由

  • ハードカバー版はぶ厚すぎるし、しかもめちゃ重いので実用性に欠ける
  • Kindle版は簡単に持ち運べるので、いつでもどこでも読める
  • しかもKindle版は検索機能が便利すぎるので、英語が苦手な人でも目的の箇所を見つけやすい など

特にぶ厚く重いというのは、ぼくにとって利便性に欠けすぎまして、手元にあっても結局読まなくなります。

つまり、Kindle版とハードカバー版の2つが手元にあっても、Kindle版しか読まないという状態が何年も続くので、結果としてハードカバー版を購入する利点を見いだせなくなったのです。

なので、これから購入する人は難しいことは考えずサクッとKindle版を購入することをオススメします。

作業療法とは何かを理解したい人は英語に対する苦手意識を克服しよう

本書に代表されるように、作業療法に関連する良書はわりと洋書が多いです。

例えば、作業療法を理解したい人には以下もかなりオススメの洋書です。

おすすめの洋書

こういう良質な情報に気軽にアクセスするには、英語に対する苦手意識を克服しておくとよいです。

以前、ブログで英語が苦手な人向けの勉強法を紹介しました。

おすすめ
英語が苦手な人向けの英語対策

「現役療法士が「働きながら確かな知識を学ぶ」前に学ぶべき事」という記事を読んで、大学院進学前に行った英語対策を思い出しました。 その方法はシンプルで、作業療法界を代表する公式文書である「occupat ...

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けど、この方法はぼくにはよかったんですけど、他の人の感想を聞くと「持続しない」そうなんですよね。

で、いろいろ試したんですが、英語学習のモチベーションが持続しない人はおそらくオンライン英会話を活用するとコツコツ勉強しやすいようです。

ただ、このやり方も自身にあうかどうかわからないので、一度試してみてうまくいきそうなら継続してやってみるとよいと思います。

以下は無料で7日間試せるので、英語の苦手意識を克服したい人は今すぐトライしましょう

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まとめ

本記事では「作業療法について勉強したいです。作業療法とは何かを包括的に学びたい場合、必読中の必読の本はありますか?」という疑問にお答えしました。

結論は「Willard and Spackman's Occupational Therapy」の最新版です。

作業療法について理解したい人はぜひどうぞです。

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